SPS工房オリジナルパーツ第14弾!
キャリパーカバー取り付け


作業日:2007年4月29日(日)
追記更新:2009年9月3日(木)


【注意事項】
この作業はある程度の技術が必要です。
当方では一切責任を負いませんので、自己責任で自信がある方のみ行ってください。


■製作経緯
ホイールのインチアップをすると、どうしてもブレーキが貧弱に見えてしまうのでキャリパーをもっとカッコよくしたい!といってもセラにポン付け可能なビックキャリパーなんて無いし何よりも高い!かといってキャリパーペイントってのも色が変わるだけでインパクトにかける。。。ということで巷で流行ってる?キャリパーカバーってのを入手してつけてみました。果たしてつくのか、ホイールと干渉しないのか不安でしたが何とかつきましたのでレポ。ちなみに同じキャリパーであるスターレットやサイノスなどもできると思います。

■必要なもの
・オークションなどで出回ってるブレ○ボ風キャリパーカバー一台分(約1万弱)
・取付金具(私が使ったのはエーモン製S742というもの。カーショップ、ホームセンターで普通に売ってます)×4本
 
※足回りのため普通のステーでは錆びて折れる可能性がある為、ステンレス製のステーをお勧めします。
・ステンレス製6Mナットセット(フロント用)
・ステンレス製5Mナットセット(リア用)


■必要な道具
・グラインダー
・ドリル
・6角レンチ
・ラジオペンチ

基本的に「削る」「穴を開ける」「まげる」「留める」のみ。


■作業方法
準備
今回使用したキャリパーカバーです。樹脂製でかなり丈夫にできています。
デフォルトは何も文字がないのでカッティングでセラのロゴを貼ってみました。
フロント片側に取り付けるのに必要な材料です。基本的にステーとナットのみ。ナットはキャリパーカバーに使われているステンレスの6角ナットと同じものを使います。同じものを使うことで見えても違和感無い為。
リアはナットの太さが細いです。
フロントキャリパー
まずステーをグラインダーで真っ二つにします。
ステーの片側1つだけ穴を8mmに拡大しておきます。
これはキャリパー側のナットを通すためです。
ステーを写真のようにラジペンで曲げます。(穴の数に注意!)
カバーの両端にナットで固定するための穴を開けます。
慎重に開けないと割れてしまうのでご注意を。
先ほどのステーをキャリパーのボルトに通して固定します。
一度ボルトをはずしてステーを挟み込み再度ボルトで閉めなおします。
上下同じ様に固定すると写真のような形になります。
ステーをカバーでかぶせる様にしてナットで固定します。
固定するとこんな感じになります。
ローターを手でまわしてこすっている部分や干渉している部分がないか確認します。
私のホイール(17インチ)を取り付けた場合でクリアランスはこんな感じ(約5mm程度)
ホイールのデザインやサイズによっては干渉する可能性もあります。
リアキャリパー
リアも同じくステーを真っ二つにし、片側の穴を拡大します。
写真のようにステーを曲げますがラジペンでステーを若干斜めにはさんで斜めにして曲げます。
長いほうの部分をグラインダーで半分にカットします。
カットした部分と反対側の側面に固定用の穴を開けます。
ステーを取り付けるとこんな感じになります。
リアは先にカバーにステーを取り付けておきます。
フロントと同じようにキャリパーのボルトにステーを通して固定します。
固定すると写真のようになります。
リアのクリアランスは2mmぐらい。フロントよりも厳しいですが、結構しっかりとついているので今のところ高速走行でも干渉無しです。
完成
フロントはかなりインパクトあります。
(スリットローターやドリルドローターだと余計に本物のように見える!?)
結構覗き込まれてもわかりません。
リアの方がローターサイズに対してカバーのサイズがちょうど良いです。
このカバー、費用対効果が微妙なところですが私は結構満足してます。
ドレスアップ重視な方いかがでしょうか?
追記(2009年9月3日)
今までのキャリパーカバーが割れてしまったので、新しいものに交換しました。
今回は、ENDLESS風のキャリパーカバー。前よりしっかりしており良く出来ています。
サイズもフロントはピッタリ。逆にリアはちょっと大きくなってしまいました。
ステーも今回はステンレスで作成。
前回のステーが錆で弱くなっていたので、長期つける人はステンレス製ステーで作成することをお勧めします。