SPS工房オリジナルパーツ第2弾!
純正HIDシステム流用加工



作業日:2004年7月18日
改訂:2005年5月11日
【注意事項】
この作業はある程度の電気回路の知識が必要です。
無闇に作業すると最悪の場合、車両火災を引き起こす可能性もあります。
当方では一切責任を負いませんので、自己責任で自信がある方のみ行ってください。


■製作経緯
初めて夜セラ乗ったときに誰もが思うこと。「ラ、ライトが暗い・・・。」 当時世界初のプロジェクターランプも、実用性よりもデザイン重視?で作られたため ホント夜は点いてるのかわからない位暗いです。 もっとも、セラのロービームで使われてるH3バルブは、現在では殆どの車がフォグランプの バルブとして採用してる規格なわけで、それがメインのロービームなのですから。。。 で、誰もが考えるHID化計画!!しかし、HIDは高くて手が出せない。 おまけにH3バルブ規格のHIDは種類が少ない。 というわけで、比較的安価に入手できる他車の純正HIDシステムを流用して しまおうというわけです。


■必要な部品
・純正HIDシステム(バラスト、バーナー×2セット) ←特に指定は無いですが小型の物が良いです。
・ネジ×4本(直径3mm×長さ12〜15mm) ←経験からしてステンレスはやめた方がいいです(^^ゞ
・ワッシャー×4つ(内径3mm×外形10mm) ←外形が10mmなら良いです。多分3mm×10mmって無い。
・リレー×2つ(エーモン4極1接点タイプ等) ←普通の車用リレーでOK。
・ヒューズホルダー×2つ(エーモン平形ヒューズホルダー等) ←10A程度あればOK。
・配線(1.25sq程度) ←赤黒線が一緒になったダブルコードが楽。
・平ギボシ端子オス×4つ ←純正のコネクターに挿して使います。
・丸型端子×4つ ←バッテリーの端子から電源を取るのに使用します。


基本的に上2行の物だけあれば出来ます。
残りの部品はあればちゃんとした物が作れる(リレー回路付で)というわけなので
「リレー回路作るの面倒だぜぇ!」という方は無くても一応出来ます。
ただ、私としてはリレー回路はあった方が無難です。(下記で説明)



■必要な道具
・ニッパ
・ラジオペンチ
・棒やすり
・プラスドライバー
・ラチェットセット
・インシュロック ←線を束ねるものです。最近では100均(ダイソー)で売ってます。
・ビニールテープ
・ホットボンド or コーキング材



■作業方法
@純正HIDシステムについて
今回使った純正HIDシステムです。日産のCUBE等で使われてる物のようで、製造元は確か松下です。このタイプは小型で使いやすく、バラストの中がシリコン充填されてるので防水性に優れてます。また、比較的入手しやすくヤフオク等で19800円ぐらい、中古パーツショップでは14800円で売ってるのを見たことがあります。もちろんコレじゃなくてもOKです。ただ、セラはエンジンルームが狭いのでなるべく小さいものを選んだ方が取り付けが楽です。
AヘッドライトASSYの加工
まず、車両からヘッドライトASSYを外します。上の見えるところに1本、中のラジエター横に2本で止まってます。

外したら、ロービーム側(外側)のゴムカバーを外し、ハロゲンバルブを外します。金具を止めてる2本のネジも外します。そうすると左の写真のようになります。

次に、写真の赤く囲った上(TOPと書かれた方が上)の部分ヤスリを駆使して切り込みを作ります。ここにバーナーのセラミックチューブを通すわけです。
Bスペーサーの作成
直径18mm高さ7mmのスペーサーを作ります。適当なパイプをグラインダーで整形して作ると良いです。(自分はいらない2輪用のプラグレンチを加工)
今回のHIDキットはフィリップス製のバーナーを使っています。フィリップス製のバーナーの場合は計算した所、7mmのスペーサーが必要です。コレが無いと焦点が合わず光が拡散してしまいます。
出来たスペーサーをヘッドライトASSYにはめます。
Cバーナーの取り付け
バーナーのセラミックチューブを切り込みにあわせて入れます。
固定は元々ついていた純正の金具を加工して取り付けます。金具の出っ張り部分を外側曲げるかカットしてネジ止めします。(ネジの締めすぎに注意!!)
ゴムカバーは中の部分だけをくり抜きます。いずれハロゲンに戻す場合は再使用できないので、これだけ新品購入が必要となってきます。
最後にソケットをつけます。向きは車両内側に向くようにつけたほうが良いです。
ただ、コレだけではコネクタ部分が防水加工されないので何かでカバーした方が良さげです。だけど今のところコレでも問題なしなのでそのまま。
Dバラストの取付、配線
バラストの端子部分はホットボンドまたはコーキング材でしっかりと防水対策をしておきます。
今回はリレー回路が入ってるので配線はこんな感じになります。ロービームのコネクターから直接電源を取っても良いのですが、HIDは点灯中の消費電力はハロゲンに比べ少ないものの、点灯させる時は一瞬ですが高い電流が流れるといわれてます。その為、純正の配線ではちょっと頼りないのでリレー回路を入れた方が個人的には良いかと思います。
助手席側のバラストです。ウォッシャータンク下にインシュロックで固定しました。
こっちは運転席側。このセラはABS搭載車なのでABSユニット(四角いやつ)があるので場所がなくこんなところに・・・。非ABS搭載車はここは何もないので余裕です。
配線はロービームコネクターには平ギボシ(オス)をつけた配線を差し込みます。コネクター部分はビニールテープを巻いて防水処理を。(写真なくてスミマセン)後はバッテリーまで配線をすればOK。
テストで点灯させてみました。
昼間なのでハッキリとは分かりませんが、ハロゲンには無い白さです。
夜になって、早速点灯!!
写真は点灯直後です。ん〜青い。
点灯30秒後。安定して色が白くなりました。
ちなみに今回のバーナーは純正のものなので4100Kです。
思ったよりも白い。
車両側から見るとこんな感じ。
ロービーム(HID)だけの点灯です。明らかにハロゲンより明るいです!!